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IQプロジェクト研究生 5th公演「HOP！STEP！JUMP！ vol64 FINAL」LIVEレポート【2024.11.16】
IQプロジェクト研究生は11月17日、「5th公演 HOP！STEP！JUMP！ vol.64 FINAL」を福岡・LIVEHOUSE CBで開催した。2023年6月の開幕から、約一年半の期間で64公演を積み重ねてきた5thシーズンも、ついにこの日FINAL公演を迎えることとなった。この公演で、LinQへの昇格が決まっている織多莉鈴と森山結友、同じくMAGICAL SPECへの昇格が決まっている恋本みみの3名が研究生での活動を修了。引き続き研究生として活動を続けるメンバーを含め、14名のメンバーはそれぞれの道を進むことになる。
「IQ theme」が流れると、まずは7名のメンバーだけがステージに登場。月野が「これからそれぞれの道に進むみんなにエールを届けます！」と羽ばたいていくメンバーへのメッセージを伝え、ライブ本編は選抜メンバーによる「go for it」からスタート。
続いて残る7名のメンバーも合流し、14名全員で「君とhightouch!!」と「マハラジャ ジャンケン ポン！」をパワフルに表現した。
自己紹介のMCを挟んで、5thシーズンの公演内で「チャレンジ研究生」の企画として挑戦した楽曲を中心に、昇格を果たした織多、森山、恋本が歌いたい楽曲を披露していく。まずは森山がリクエストしたLinQの「絶対Alright!」を6名のメンバーで歌うと、続いてLinQKIDSとして活動していた頃からコンビを組むことが多かった織多と恋本がLinQの「FRIEND」を歌唱
さらに研究生の曲でフォーメーションのペアになることも多かったという黒田と森山がLinQの「キミがいたから」をそれぞれ二人で披露。曲の間奏では、これまでの感謝を涙ながらにお互いが伝え合うと、その様子を見た客席でも感動の涙が見られた。
続いて、8月のBudLaB東京遠征の期間中にも披露したHelloYouthの「You & Me」を、東京遠征メンバー7名で再演すると、客席の熱気は最高潮に達する。
ショートジングルが流れBudLaBのTシャツを纏った10名のメンバーが揃うと、ライブはいよいよ終盤戦に突入。前週の沖縄遠征にも参加した「5thシーズンでBudLaB選抜経験のある10名のメンバー」で、「EVOLVE」と「LAMP」をいつも以上に力強く表現して見せた。
最後に再び14名のメンバーが揃って「あっぱれ競争曲♪」を披露し、ライブ本編を盛大に締めくくった。
ライブ告知に続いて、正規グループへの昇格を果たした3名への修了証授与のセレモニーが行われた。ステージには「IQプロジェクト」プロジェクトマネージャーの上原あさみ氏、さらに現在は育成事業を陰で支えるLinQ前リーダーの吉川千愛氏が登壇。
それぞれのメンバーに向けたはなむけの言葉とともに、修了証を手渡した。上原氏からは「ここからがスタートでゴールではないので、ここで頑張ってきたことをすべて発揮していってください。おめでとうございます。」と、羽ばたいていく教え子たちにエールを送った。
メンバーがステージを降りると、まだまだこの14人との時間を楽しみたいファンから、アンコールを求める「替え玉コール」が巻き起こり、再びメンバーが登場。新たなステージへの挑戦を後押しする「Dive to World」、さらにIQP研究生のアンセム「I’m OK♡」で会場をひとつにした。
一時は客席の照明が灯されたものの、現体制でのライブが終了してしまうのを惜しむファンからのダブルアンコールに応え、メンバーがステージに再登壇。今年4月の6周年公演で初披露された最新曲「秘密のメリーゴーランド」を披露し、大歓声のまま約1時間半の公演の幕を下ろした。
01. go for it（月野、黒田、織多、恋本、市瀬、葉月、森山）
02. 君とhigh touch!!
03. マハラジャ ジャンケン ポン！
04. 絶対Alright!/LinQ（月野、黒田、森山、木崎、宮岡、夏目）
05. FRIEND/LinQ（織多、恋本）
06. キミがいたから/LinQ（黒田、森山）
07. You & Me/HelloYouth（月野、黒田、織多、恋本、市瀬、葉月、森山）
08. EVOLVE（BudLaB）
09. LAMP（BudLaB）
10. あっぱれ競争曲♪
En01. Dive to World
En02. I'm OK♡
WEn. 秘密のメリーゴーランド
――――― 以下、昇格メンバーのコメント全文
織多莉鈴
ここまで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。この研究生の期間の中で、たくさんつらいこともあったし、メンバーと支え合えることもできたし、本当にいい研究生期間でした。一番大きな思い出としては、研究生で東京遠征に行けることも沖縄遠征に行けることも、本当に当たり前のことではないから、大切なメンバーと過ごすことができて、本当に嬉しかったです。
これからがまだまだスタートなので、全力で駆け抜けていきます。よろしくお願いします。
森山結友
まずはここまで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
ここで言うことじゃないかもしれないけど、私は今まで学校とかで自分らしく居られる場所がなくて、うまく馴染めなかったりすることが多かったんですけど、IQプロジェクト研究生に入ってから、たくさんの素敵な仲間や応援してくれる温かいみんなに出会って、自分らしく居ていいんだなって思う場所に出会うことができて本当に幸せです。
みんな言ってる通り、ここからがスタートなので、どんどん沢山の人に見つけてもらえるように、素敵な人間になっていけるようにがんばります。本当にありがとうございました！
恋本みみ
皆さん、今まで応援してくださり、本当にありがとうございました。
今までつらい思いや大変な経験をたくさんしてきたし、もちろんうれしいこともあったんですけど、ここで素敵なメンバーと出会えて、素敵なファンの方と出会えて、素敵な運営さんと出会えて、本当に幸せな環境で、全然ダメダメなみみを変えてくれました。まだまだ未熟なみみですが、これから精いっぱい頑張っていくので、応援よろしくお願いします！
この日、研究生としてのラストステージを迎えた織多、森山、恋本の3名。ともに、翌週の11月23日からはLinQ、MAGICAL SPECそれぞれのグループに合流し、早くも活動を開始。年内中には、両グループ共に東京遠征も予定されており、即戦力としての活躍に注目していきたい。
3名のメンバーが巣立っていったIQプロジェクト研究生。12月1日には早くも6thシーズンが開幕する。引き続きチャレンジを続ける11名のメンバーに加え、新メンバーの加入も予告されており、次なるチャンスを掴むためのサバイバルが早くも開始される。
新メンバーを迎え、よりフレッシュな面々で繰り広げられる6thシーズンからも目が離せない。
（文・h.shige／写真・Nob.K）
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